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KEN HAMAZAKI

浜崎健 迷[鳥獣戯]画展 – Come Back From Paris –

Posted : 2014-08-09
浜崎健 迷[鳥獣戯]画展 – Come Back From Paris –

■浜崎健 迷[鳥獣戯]画展 – Come Back From Paris -■
2014.8.9(sat)~ 2014.9.16(tue)
open/12:00~20:00 ※closed on Wednesday

■オープニングパーティ■
8.9(sat) 18:00 ~ 21:00
※浜崎の誕生日は8月10日ですが、オープニングと兼ねてその前日8月9日にパーティとなります。
@Ken Hamazaki Red Museum
※参加費無料(ドリンク付)
お問い合わせは06-6241-6048 又はinfo@kenhamazaki.jp まで

– Come Back From Paris ! –

いよいよ今年も、この日がやって参りました! 浜崎健の誕生日でもある8月10日。今年も特別企画をご用意しております。

各所より熱烈な支持を得続けながらも、長らく入手困難となっていた浜崎健による鳥獣戯画シリーズ。

この度ついにフランスより凱旋が決定! 2003年,パリのギャラリーラファイエットでの展覧会以来、実に10年ぶりのお披露目となります。

 

描かれたモチーフはシリーズの名の通り、鳥獣戯画。しかし、単なる鳥獣戯画ではありません。 画布は麻の代わりにEVISUジーンズ製の上質な国産デニムを使い、表面には京都の名職人による金箔張り、そして浜崎健によるメイズ・ペインティング(通称:迷画)で動物たちが描かれるという贅沢ぶり。 日本最古の漫画といわれるモチーフ、ジャパンデニムと金箔張りを駆使し、日本の伝統工芸品の域へと足を踏み入れた作品です。 とはいえ、手間暇と贅を尽くした表面ばかりが主役ではありません。 緻密に描かれた黄金の迷宮は、さながらお金や資本主義社会の複雑怪奇な様相を揶揄するかのようでもあります。 金の迷路へ迷い込んだウサギは、マネーゲームに翻弄される愚かしい人間なのです。

一見すると軽妙な作品ですが、「作品価値はどこにあるか」「お金という存在はなにか」きっとそんな問いかけをも感じることでしょう。

過去作でありつつ、奇しくも近年の浜崎の価値観を如実に表すようでもあり、本人の誕生日という節目に本展開催となったことは、きっと偶然ではありません。 日本の伝統を小脇に抱え、浜崎と共に颯爽と凱旋帰国した作品群。是非ともお楽しみ下さい。

 

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